Hsinchu, Taiwan – Jun 10, 2013 –完全3D射出成形シミュレーションソリューションの世界的プロバイダであるCoreTech System Co., Ltd. (Moldex3D)は、Moldex3D eDesignSYNC R12.0 for PTC® Creo® のリリースを発表します。本バージョンは完全統合CAD/CAE ソリューションであり、PTC® Creo®環境における設計からシミュレーションおよび解析までオールインワンのシームレスなワークフローで構成されています。Moldex3D eDesignSYNC for PTC Creoの最新バージョンのリリースにより、PTC Creo を使用している設計者が直接、同じCAD環境で解析結果を簡単に検証できるようになります。これにより、リアルタイムで製造可能性を検証し、製品形状の最適化を行うことが可能になります。
Moldex3Dはその専門的なトラブルシューティング機能を、射出成形シミュレーションから設計まで拡張することにより、より便利で使い易いソリューションとなりました。設計者はMoldex3D eDesignSYNCを使うことにより、設計変更と同時に製造可能性を同じ環境で評価できます。これにより、潜在的な成形問題の80% 以上を事前に予測することが可能です。
“我々は、設計の初期段階で重大な成形問題を解決することこそが、現在の世界市場での成功の鍵であると考えています。” と、 Moldex3D社長のVenny Yangは語りました。続けて、 “Moldex3D eDesignSYNC for PTC Creoは、プラスチックに関する設計のボトルネック問題を効率的かつ費用効果的に解決するために開発されました。” と語りました。
以前のバージョンの機能に更なる新機能を追加することにより、Moldex3D eDesignSYNC R12.0 の新たなインターフェースはPTC Creo とのシームレスな統合を可能にし、アドバイス機能も充実しました。この新バージョンを使えば、コンポーネントのモデリングから解析までのシミュレーションワークフローを同じ環境下で行えます。これにより、時間短縮とシームレスな統合を実現できます。新たに追加されたスライスとクリッピング機能により、解析結果を様々な次元で表示でき、射出成形品の変化をリアルに捉えることができます。さらに冷却時間、ひけ、L/t 、ゲート位置のアドバイザーは、初期の段階でユーザーを設計最適化に導き、解析の反復を不要にします。この機能により、操作性や作業効率が向上します。
“CAEと完全に統合したMoldex3D eDesignSYNC R12.0 for PTC Creo の新バージョンは、設計の初期から製造可能性を最大限にし、設計工程を高速化します。この最新インターフェースは設計と解析のシームレスな環境を実現し、複数の機能の連携を飛躍的に向上しました”と、PTC社 CAD事業部取締役副社長Michael Campbellは語りました。
*PTC と Creo は PTC Inc. とその子会社の米国(およびその他の国)での商標および登録商標です。