他の競合製品と比べた Moldex3D の特徴、利点は何ですか?

競合他社とは異なりCoreTech は、良いCAE ソフトウェアはまず第一に精度が高いことだと考えています。CoreTech がMoldex3D シリーズを開発したのは、早くて不正確なものよりも、精度が高いことを最優先したためです。

 

Moldex3D Professional は、優れた数値アルゴリズムからなる確立された中立面技術を導入し、競合他社の製品に比べ、高速な解析を実現しています。また同時に、CoreTech は中立面作成のプリプロセッサとして、簡単に操作できるメッシュ機能を開発しました。

 

Moldex3D Advacned は、市場が求める3次元解析に適した解析ソフトウェアです。高精度かつ高速であること、さらにパラレル計算を可能にすることを念頭に開発されました。例えば、幾何学的にはバランスの良いランナーシステムであっても、そこで生じる流動不均衡を見つけることのできる唯一のソフトウェアと言えます。プラスチック射出成形におけるシェアシンニング、せん断発熱、非ニュートン流動などが考慮され、高精度の解析が行われます。

 

Moldex3D eDesign は製品、金型設計者に速くて正確なアプローチを提供します。Moldex3D eDesignのメッシュ作成機能は、簡単な操作で、高品質なソリッドメッシュを作成することができます。

 

Moldex3D シリーズの全てのソフトウェアは、Windows 64-ビット向けです。さらに Moldex3D はマルチ-CPU PC やPC クラスタ構成によるパラレル計算をサポートしています。

 

自分のアプリケーションに最も合う Moldex3D 製品を探すにはどうしたらよいでしょうか?

製品の厚みが一定なもの(例えば、ダッシュボードやTVフロントパネル)ならば、Moldex3D/Shellが適しています。厚み変化の大きいものや肉厚製品の場合は Moldex3D Advancedが適しています。 Moldex3D Professhional とMoldex3D Advanced のどちらも、詳細な解析が可能です。

 

しかし、製品の表面が曲面でない場合はMoldex3D eDesign を使えば、操作が簡単で正確な結果を得ることができます。これは設計者が製品設計について、より速く、正確に解析するために最も適しているソフトウェアと言えるでしょう。

 

ユーザーの解析したい工程によりますが、完璧な解析のために通常は、流動・保圧・冷却・変形解析モジュールが必要です。もしユーザーが繊維強化材料を使用する場合は繊維配向解析モジュールも必要になります。ユーザーが構造解析に成形起因の特性を出力したい場合は、 Moldex3D FEA も必要になります。

 

Moldex3D に興味があり、ガスアシスト成形やマルチコンポーネント成形、反応射出成形などについてさらに詳しく知りたい方は、最寄の代理店、あるいはこちらまでご連絡ください: jp.moldex3d.com/contact.

 

近くに CoreTech 社の支店がないのですが、どのようにサポートしてくれますか?

CoreTech 社の代理店は世界中の主な産業都市に存在しています。CoreTech社の代理店は、単にソフトウェアを販売するだけではなく、射出成形についての専門家であり、 Moldex3D のサポートもしています。さらにCoreTech社は代理店の顧客をサポートするために、常に協力体制をしいています。まずウェブサイトで代理店を探してください。それでも近くに Moldex3D 代理店やCoreTech 支社がない場合は、ウェブサイトから CoreTech 社にご相談ください。 インターネットあるいは電話で直接、回答いたします。

Moldex3D がサポートしているOSは何ですか?

現在のところ、Moldex3D は 32-bit と64-bit Windows をサポートしています。Windows 2000もサポートしていますが、Windows 7, Vista, XP Professionalあるいは server 2008を推奨します。

Moldex3D がサポートしているCADのフォーマットは何ですか?

Moldex3D Advanced と Moldex3D Professional はIGES 、STEP フォーマットを用い、主要なCAD ソフトウェアと連携できます。必要に応じて、Moldex3D Meshの優れたCAD機能を使い、ユーザーはCAD形状を簡単にパッチ/編集することができます。

 

Moldex3D/eDesign には STL フォーマットの図形データが必要です。

もし Moldex3D データベースに適切な材料が見つからない場合、解析を実行できますか?

CoreTech 社はユーザーが必要とする材料データを常に提供しています。ユーザーの要求があれば、 材料特性 サービスを提供いたします。 Moldex3D ユーザーは年間保守費を支払うことで、材料データセンターから必要なデータをダウンロードすることが可能です。

Moldex3D で MIM (金属粉末射出成形) 工程をシミュレーションできますか?

金属射出成形には、射出成形と金属粉末といった2つの技術が含まれます。工程から見れば、MIMはプラスチック射出成形に非常に似ています。レオロジー流動学から金属粉末やバインダー材料を考えると(詳細については材料特性 を参照ください)、 Moldex3D は充填・保圧・冷却をシミュレーションすることは可能です。しかし Moldex3Dは MIMの焼結をシミュレーションすることはできません。

 

ほとんどの MIM 製品は肉厚、あるいは厚み変化の大きい製品なので、Moldex3D Advanced あるいはMoldex3D eDesignが適しています。必要な解析は流動・保圧・冷却モジュールのみです。

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