Moldex3D Studioのカスタマイズと直感的カラースライダー操作

CoreTech System技術サポート部 チーフエンジニア 林哲平

Moldex3D Studioはかつてない統合型解析プラットフォームであり、リボンを利用した直感的インターフェース操作により、ユーザーは一つのプラットフォーム上ですべてのシミュレーション作業を完了させることができます。明瞭なボタンデザインが採用され、ユーザーは素早くモデルメッシュの作成および修正を行うことができます。また、ソルバー計算により、解析結果を直接画面上に表示することができます。

そのほか、Moldex3D Studioは直感的操作を取り入れ、カラースライダーの使いやすさがさらに向上しました。その機能の概要は次のとおりです。

  1. カラースライダーは画面の左側または右側に配置することができます。
  2. カラースライダーの上限および下限をダブルクリックすると数値を修正できます。(もとのRange panel上の機能に類似)
  3. 直接カラースライダー上で範囲をスライドさせて表示します。
  4. マウスポインタをカラースライダー上に移動させると一連の機能ボタンが現れます。(もともと結果タブにあったもの)

Moldex3D Studioプラットフォーム上において、ユーザーはお好みに合わせて直接カラースライダーを編集することができ、解析結果の表示および検討に大いに役立てられます。操作手順については以下の範例をご参照ください。

Step 1 Moldex3D Studioの結果項目に切り替えると、カラースライダーがウインドウの片側に表示されます。

Step 2 カラースライダーの上限および下限のデフォルト値は現在の結果表示の最大値/最小値です。特定用途を観察できるよう、直接カラースライダーで最大値/最小値を調整する方法は2つあり、それぞれ次のとおりです。

  • 黒色の三角マークをシングルクリックしてドラッグすると、色の分布(下限および上限)が縮小し、結果値を超える部分は白くなります。
  • 制限値(上限および下限)をダブルクリックして修正を行うと、カラースライダーおよび分布が新たな制限に基づいて更新されます。最大/最小のマーク(赤色および青色)は現在の結果と同じ値を保持します。

Step 3 マウスポインタをカラースライダーに移動させると、一連の機能ボタンが表示され、ユーザーは必要に応じて使用できます。

移動:  をクリックすると、カラースライダーが移動可能であることを示す点線の枠で囲まれ、マウスでカラースライダーをドラッグしてカラースライダーを左側または右側に配置することができます(注意:ツリーを折りたたむと、左側に配置されたカラースライダーも合わせて移動します)。

 

表示範囲を固定:  をクリックしてカラースライダーの範囲を固定します。固定しない場合、範囲は最大値/最小値の時間ステップの違いに基づいて変化します。

 

表示範囲のリセット:  をクリックしてカラースライダーの範囲を固定します。固定しない場合、範囲は最大値/最小値の時間ステップの違いに基づいて変化します。

 

範囲超過エリアを埋める:  をクリックすると、最大/最小の色で現在の階調の範囲を超えるエリアを埋めます。このオプションの使用しない場合、当該エリアは色を表示しません。

 

カラースライダーを反転:  をクリックすると、階調の色が反転します。

 

縞状分布:  をクリックすると、色の分布がグラデーションから縞状に切り替わります。

 


TAGS: 

Test drive Moldex3D

Join the thousands of companies using Moldex3D

Talk to Sales

Schedule a product demo with our sales team