on 02/26/2012

TIPS&TRICKS

 

インサイダー コラム – ソフトウェア活用のコツ

 

Moldex3D R11.0では、三次元冷却管の内部の現象を予測することや、eDesignモジュールでも非円形断面をもつ冷却管をのシミュレーションが可能になりました。また、より優れた冷却システムの設計を支援するため、三次元冷却管の解析に、多数の機能拡張と改良を行っています。

 

三次元冷却管データのインポート機能(eDesign)

 

Moldex3D Designerを用いることで、直感的に三次元冷却管を構築することが可能です。以下のような簡易な手順で三次元冷却管をインポートできます:

1. キャビティとランナーモデルをインポートする

 


 

2. 三次元冷却管をインポートする場合、手順3で”インポート”アイコンをクリックしてください。サポートされるファイル形式は、STL、IGESとSTEPとなります。もしファイルが表面メッシュ形式(STL)ではない場合、プログラムは自動的に表面を抽出します。”冷却チャネル”に属性を付けることを忘れないでください。

 

 


3. インポートされた冷却管は、下の図では青色で示されています。このように、eDesignでも簡単に非円形冷却管を解析することができます。残りのステップは通常のものと同じです。

 

 


 

三次元冷却管内部の現象の予測 (Solid)

 

一方、Moldex3D Meshは、Solidプロジェクトにおいて複雑な冷却システムを構築するために、非常に柔軟なツールを提供しています。手順は以下のとおりです。

 

1.冷却管システムのメッシュ作成


 


 

2. Solidモデルを出力する

 


 

3. Moldex3Dの計算条件設定において、3D Solidを用いた冷却管解析を実施するように

 

 


 

4. シミュレーション終了後、冷却解析の結果における冷却管内の圧力、温度、速度などの情報を確認することができます。

 

 


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