Moldex3Dユーザー会2010レポート

on 07/08/2010

Moldex3D ユーザー会レポート

 

 

Moldex3Dユーザー会が開催されました

 

2010年 5月 14日(金)、東京秋葉原UDX カンファレンス にて「Moldex3Dユーザー会2010」が開催されました。会場一杯となりました皆様は、熱心に講演者の説明に耳を傾けていました。

 

Saeilo Japan,INC.社長の小畑 聡氏より挨拶がありました。「皆様の成功が私たちの成功であるという信念のもと皆様のお役に立てるよう最善をつくします。」と信条を述べられました。

 

その後、CoreTech 社 社長Dr.Venny Yang 氏によるMoldex3D バージョン10の新機能についてプレゼンテーションが行われました。完全3次元の射出圧縮成形、流体アシスト成形、非定常金型温度解析によるヒーターのONOFF、PID制御についての説明がありました。

 

多くの皆様は、CoreTech社の開発力、技術力を高く評価しており今後に期待が残る内容となりました。

 

技術講演として、「均質化手法を用いた射出成形複合材料の変形・強度解析」と題して金沢工業大学 工学博士 瀬戸雅宏様より流動解析と材料の特性を解析を行った実例を紹介されました。ここでも、Moldex3Dの繊維配向解析の有効性が紹介され、皆様共感を得ておりました。

 

続いて、「ポリマーの溶融粘度の圧力依存性~総説」と題して日立化成工業株式会社 工学博士 吉井正樹様より調査報告がございました。樹脂の粘度についての説明及び、圧力依存性の重要性を解説していただきました。解析にも重要な要素と成り得ると皆様理解していただきました。その後「PVT 装置の測定法と応用」と題し株式会社H&T テクノロジー社長 堀口只果様より、PVT装置についての解説がありました。もっと内容を聴きたいというお声もございました。その後、「HyperWorks の樹脂流動解析用プリプロセッサ機能紹介」 と題しアルテアエンジニアリング株式会社様より紹介がありました。

 

インサート成形をシミュレーションするためのメッシュを簡単に作成することができて大変多くの関心があつまりました。 また、ユーザー事例紹介は、第一電子工業株式会社事業統括部 多極製品技術部 CAE 課 新開 芳信様、井上尊勝様より紹介がありました。

 

Moldex3Dを導入することで金型の修正が平均3,4回がほぼ1回となり導入効果をご紹介いただきました。事例を紹介するなか中で多くの皆様の共感が得られていることが伝わってきました。貴重な講演をしていただきました講演者の皆様に感謝申し上げます。

 

二次会では多くの皆様が情報交換をされて有意義に過ごされておりました。参加者の皆様から貴重なご意見ご要望をいただきまして更なる開発と改善を約束、祈願し閉会となりました。「Moldex3Dの更なる機能向上を期待しています。」という声が多く寄せられました。これからもユーザーの皆様のニーズに応え、最先端技術をいち早く提供して参ります。

 


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