CoreTech 社はMoldex3D R10.0の正式リリースをお知らせ致します。

on 10/07/2010

新竹, 台湾, 2010年10月7日, – コアテックシステム, 完全3次元CAE樹脂流動ソリューションは、高精度の射出成形のためのプラスチック設計、解析ソフトウェア最新のMoldex3DR10.0リリースを発表しました。このリリースでは、いくつかの飛躍的新機能と強化点を製品設計、金型設計、製造の各ステージで最適化のための高速で高精度な3次元シミュレーション結果を提供します。

 

今日、製品、金型設計者は、生産プロセスとコスト管理の難問に直面しております。Moldex3Dのゴールは、すべてのプラスチック技術者が完全3次元のCAEソフトウェアが利用できるようにし、成形の可能性の検証、設計の確認、最適化の到達を保証することです。“Moldex3D R10.0は、対話形式の環境で、強力なオートメッシュ、並列計算を用い各々の段階で、迅速な設計のフィードバックをすべての設計者、CAEのスペシャリストに提供します。それは、設計の期待と製品の最適化を行い革新、効率、生産性を完成に至らしめます。コアテックシステムの社長、ベニー・ヤン博士は言いました。”より良いシミュレーション結果と高精度な予測能力は、効率的な製品サイクル管理と収益性の向上を同時に行います。“

 

以前のリリースでも強力なシミュレーション能力がありましたがMoldex3D R10.0は以下の機能強化点があります。:

 

より簡単で賢いワークフロー

 

新しくゲート、ランナー、冷却管ウィザードの改善が行われ、簡単に高効率で可能性の検証のための、プリプロセスが行えるようになりました。さらに、マルチコアのCPUを使用し、メッシュの作成時間が一般的に2~3倍高速になりました。

 

高精度シミュレーションの為の改善点

 

このバージョンでは、保圧、反り、体積収縮率の予測のために結晶性樹脂の高速な冷却速度の特性のサポートを強化しております。残留応力と光学特性の予測の改善のために粘弾性モデルの拡充を行いました。反り予測改善のために信頼性の高い金型温度分布を得るため、熱伝達係数(HTC)が成形の各段階で変化すると同時に、センサーとヒーターとの連動機能を追加しました。加硫不足を避けるため、熱硬化性樹脂RIMモジュールは、スコッチインデックスをサポートします。ICパッケージモジュールは、ワイヤースイープ解析のため、様々な種類のモデルをサポートします。その両方とも、金型のヒーター配置設計の改善の為に金型熱解析をサポートします。

 

シミュレーションの効率を改善

 

Moldex3D R10の主な焦点はユーザーの体感の改善です。Moldex3D/シェルプロジェクトグラフィック能力のレンダリングの効率は、2~3倍になりました。新モデルマネージャーにより、ユーザーは、表示オブジェクトの状態をより早く、簡単に管理できます。RUNのコピーコマンドは、部分的もしくは、すべてのRUNデータをコピーするかを選択でき新しいRUNを設定するため、より簡単でディスクスペースと時間も節約できます。更に、解析結果ファイルがASCII形式からバイナリーに変わりました。そのためプロジェクトのファイルサイズが、40~50%削減され、結果読み込みの時間がかなり改善しました。Moldex3DR10.0は、プライベートクラウドコンピューティング対応しております。リモートコンピューティングの強化点は、ユーザーがネットワークを通じクラスターを組んだコンピュータ群に解析ジョブのスケジューリングと優先順位をクライアント側より設定でき、計算が終了すると自動でクライアント側へジョブがダウンロードされることにあります。ユーザーは、重いシミュレーションの解析時間を節約するだけでなく、計算クラスターの利用率を高めることが出来ます。

 

新しいシミュレーション能力

 

Moldex3D R10.0の、新しいモジュールを紹介いたします。射出圧縮成形(ICM)と流体支援射出成形(FAIM)です。これらの、特殊な成形工程を3次元の成形現象を高精度にシミュレーションすることが出来ます。これらのカギとなる成形条件の最適化を行え、不具合も予測することが出来ます。その他の便利な新モジュールはMoldex3D-Stressソルバーです。ユーザーが繊維入りの異方性インサート及び2色成形部品の応力解析を十分に行うことが出来ます。

 

垂直統合

 

従来、ABAQUS,ANSYS,NASTRAN,MARC,LS-DYNA土台として統合した解析をサポートしておりましたが、Moldex3DR10.0からは、その機能を拡張してCODE Vをサポートします。そのことにより、プラスチックの光学製品の製造に対しトータルソリューションを提供します。CODE Vは、Moldx3D の変形結果形状と屈折率分布予測を読み込み必要な修正を行えます。

 

Moldex3D R10.0は、現在、利用可能です。価格、及び更に詳しい製品情報は、お近くの代理店まで、ご連絡ください。技術的情報は、 www.moldex3d.com で観ることができます。

 

更に詳しい情報は、 What’s New in Moldex3D R10.0, An Overviewを参照ください

 


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