Moldex3D MuCell® はソリッドメッシュプロジェクトのみサポートしています。プリプロセスはベーシックモジュールの手順に似ています。コアバックシミュレーションの設定方法を以下に紹介します。
コアバック解析を実行するために、Moldex3D Mesh を使ってジオメトリモデルを作成できます。可動表面は、メッシュモデル作成後に定義しなければなりません。この例では可動表面の方向を z=1と定義しています。
可動表面(赤色メッシュ)を選択し、右下にあるBCアイコン をクリックします。 が表示されたら、 を選択してください。
「Moving Surface B. C. Setting」ダイアログが表示されます。方向を “0.00 0.00 -1.00”と定義します。これは金型の可動表面が、予め z=-1方向に閉じられていて、次にz=1方向に拡張することを意味します。
拡張の設定パラメータには、拡張ギャップと拡張時間があります。このパラメータは成形プロセスに従って、計算されます。
インポートしたメッシュファイル(*.mfe) に可動表面の定義が含まれていれば、圧縮領域(図のオレンジ色)がプロジェクトに表示されます。