2012年8月のニュースレターでお伝えしたように、Moldex3D R11.0には Particle Tracer, という新機能があります。パーティクルトレーサー機能はフロー長、速度、圧力、温度、パーティクルの経過時間を表示します。ユーザーは充填時/保圧時のキャビティ内のポリマー粒子の流動挙動を観察することができます。
次バージョンR12では、新機能「スニークピーク」が付け加えられる予定です。
【新規】ゲート寄与度をフローラインを使って表示する
ゲート IDはフローラインによるゲート貢献度を可視化するために有効な機能です。ユーザーは容易に各ゲートから金型内に流れる溶融流動を確認できます。
【新規】ウェルドライン位置を表示する
その他の新規機能として、パーティクルトレーサーを使用してウェルドラインの発生位置とその成長過程(履歴)を調べることができます。メニューの「 Particles from Weld Line」 にチェックを入れると、パーティクルトレーサーを使用してウェルドラインを調べることができます。